お寺で鉄道模型を走らせる催しを開催 福島 白河市

お寺の本堂で、鉄道模型を走らせるユニークな催しが福島県白河市の大統寺で開かれました。

福島県白河市にある臨済宗の大統寺では、20年以上前から、鉄道好きの住職や愛好会の仲間らとともにお寺の本堂で鉄道模型を走らせる催しを行っています。

26日は愛好会のメンバーや鉄道愛好家などおよそ30人がお寺の本堂に集まり、はじめに、住職やJR新白河駅の駅長らがテープカットをして開催を祝いました。

参加者たちが持参した蒸気機関車や在来線などの車両をレールに並べると、レールに流れている電気を受け取って車両が走り始めました。

そして、好きな鉄道模型が走る姿の写真や動画を撮ったり、機械を使って車両の進路を切り替えたりして楽しんでいました。

愛好会メンバーの福島祥之さんは「子どもたちも一緒に楽しめると思うので、ぜひ遊びにきてほしいです」と話していました。

大統寺の渡邊宗徹住職は「本堂を使っているので、おしゃか様にお許しをいただきながら、鉄道の楽しさを知っていただく場になればと思います」と話していました。

この催しは、27日の午後2時まで福島県白河市の大統寺で開かれています。