会津若松市の恒例の秋祭り「会津まつり」4年ぶり通常開催へ

会津若松市の恒例の秋祭り「会津まつり」は、来月、4年ぶりに通常の規模で開催される予定で、ことしは県外や海外からの誘客に向けて、メインイベントの藩公行列の参加枠の一部を販売する取り組みが初めて行われています。

ことしで71回目となる会津若松市の「会津まつり」は、来月22日から3日間の日程で4年ぶりに制限のない例年どおりの形で開催されます。

2日目の23日に行われる、参加者が歴代の会津藩主などにふんして市中心部を練り歩く「会津藩公行列」も、通常の規模に戻して7.5キロのコースで行う予定で、10年前に放送されたNHKの大河ドラマ「八重の桜」で主役を演じ、放送の翌年から特別ゲストに招かれている俳優の綾瀬はるかさんも去年に続いて参加するということです。

綾瀬はるかさんは「毎年、皆さんの笑顔や優しさに元気をいただいた10年に心から感謝しています。私も少しでも皆さんに元気になってもらえるよう頑張ります」とコメントを寄せています。

また、ことしは県外や海外からの誘客に向けて、藩公行列の規模をこれまでより100人多い600人とし、参加枠の一部を旅行商品として販売する取り組みも初めて行われています。

祭りの実行委員会は「新型コロナの影響で落ち込んだ会津の観光を再び盛り上げていきたい」と話しています。