お盆の新幹線利用 県内区間は昨年同期の1.5倍

ことしのお盆の時期に県内を運行する新幹線を利用した人はおよそ105万人で、去年の同じ時期の1.5倍に増えたことがJRのまとめで分かりました。

JR東日本は、今月10日から17日までのお盆を含む8日間に、県内を運行する東北新幹線や山形新幹線の利用客数を調査しました。

それによりますと、東北新幹線の郡山と栃木県の那須塩原の区間が昨シーズンの1.49倍の95万4000人、山形新幹線の福島と山形県の米沢の区間が1.61倍の9万5000人でした。

これらをあわせると104万9000人となり、去年の同じ時期の1.5倍に増えました。

JR東日本仙台支社は、「5類移行後、初めてのお盆期間だったが、コロナ禍前の水準に戻る傾向で、秋の旅行シーズンや年末年始もこの傾向が続くとみられる」としています。

また、東日本高速道路は県内の高速道路について、今月9日から16日までの8日間の通行量を発表し、5つの調査区間の1日の平均の通行量は、去年の同じ時期に比べ、いずれも増えました。

このうち、磐越自動車道の会津坂下インターチェンジから西会津インターチェンジの間の上下線は1万1500台で去年の1.22倍に、常磐自動車道の南相馬インターチェンジから南相馬鹿島サービスエリアの間の上下線は1万9800台と去年の1.19倍でした。