郡山市 新たに12施設で命名権募集

郡山市は市の公共施設の知名度アップや維持費などの確保のため、施設の名前をつける権利=命名権を販売する「ネーミングライツ」事業を今月から、新たに12の施設で始めました。

郡山市が命名権の販売を始めたのは、郡山市ふれあい科学館や郡山カルチャーパーク、それに、市営の立体駐車場や歩道橋など12の施設です。

市はこれまでに5つの施設でこの「ネーミングライツ」事業を実施していて、これら12の施設についても今月から新たに施設の知名度アップや維持費、運営費などを確保しようと募集を始めました。

施設の規模や年間の利用者数などをもとに販売額を定め、郡山市ふれあい科学館と郡山カルチャーパークの命名権料は200万円以上、西部サッカー場が150万円以上、中央図書館、中央公民館、郡山市熱海フットボールセンターなどが100万円以上となっています。

応募資格は、消費者金融やギャンブル、宗教に関する団体などを除いて、市に拠点や支店があったり、市と協定を結んだりしている企業や団体で、契約期間は来年4月1日から3年です。

募集期間は来月15日までで、郡山市公有資産マネジメント課は「財源確保のほかにも施設のPRや企業や団体のPR、地域貢献にもつながるので、ぜひ応募してほしい」としています。