“皇室への献上”に宮内庁が注意呼びかけ

「皇室に献上するため」とうそをついて物品の提供を求める事案があったことを受けて、宮内庁は、宮内庁職員などを名乗る献上の依頼に注意するよう呼びかけています。

宮内庁によりますと、皇室への物品の献上は、原則、都道府県などを通じて行われ、今回問題となったケースのように宮内庁側から個人に直接依頼することありません。

また、物品を献上した人などに、宮内庁側から看板のようなものを渡すこともないということです。

宮内庁は、ホームページで「宮内庁やその職員が皇室への物品の献上を一般の方に依頼し、献上につき看板の様なものなどをお渡しすることはありません。宮内庁の職員や関係者を名乗り、皇室への献上などを求められたときは、必要に応じて、宮内庁や地元の警察などに相談してください」と呼びかけています。