パラ陸上世界選手権に出場の佐々木真菜選手 意気込み語る

今月8日からフランスで開かれるパラ陸上の世界選手権に出場する福島市出身の佐々木真菜選手が大会を前に福島市で練習のようすを公開し、「メダル獲得を目指し、誰にも負けない強い気持ちで走りたい」と意気込みを語りました。

福島市出身で東邦銀行に所属する佐々木選手は、今月8日にフランスのパリで開かれるパラ陸上の世界選手権の女子400メートル視覚障害のクラスに出場します。

5日、佐々木選手は大会前の練習を福島市で行い、そのようすを報道機関に公開しました。

佐々木選手は30メートル走や200メートル走を行って、スタートからスピードを上げる練習に取り組んでいました。

佐々木選手は2年前の東京パラリンピックで7位入賞の成績を残していて、世界選手権で4位以内に入ると来年のパリパラリンピックの出場枠を1つ獲得でき、出場の可能性も高まるとあって注目されています。

佐々木選手は「最後まで粘り強く、誰にも負けない強い気持ちで走りたい。来年のパラリンピックにつながる大事な試合なので、自己ベストとなる56秒台を出し、メダル獲得を目指したい」と意気込みを語りました。

このほか、同じく東邦銀行に所属する松本奈菜子選手も今月、タイのバンコクで開かれるアジア選手権の女子400メートルなど3種目に出場する予定です。