白河市長選挙が告示 現職と新人の争いに

任期満了に伴う白河市の市長選挙が2日、告示され、現職と新人のあわせて2人が立候補しました。

白河市の市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、
合併前の大信村の元村議会議員の新人、国井明子氏(79)と、
5期目を目指す現職、鈴木和夫氏(73)の2人です。
4年前の市長選挙と同じ顔ぶれによる争いとなりました。

白河市は人口5万7000人余り。東北自動車道の白河インターチェンジや東北新幹線のJR新白河駅など、交通の利便性を生かしたまちづくりや地域活性化策が進められてきました。

一方、平成12年をピークに人口は減り続けていて、選挙戦では、人口減少に歯止めをかける子育て支援や移住の促進、国の史跡「小峰城跡」を活用した観光施策のほか、市の臨時駐車場に建設が予定されている複合施設の整備の方針などをめぐり、論戦が交わされる見通しです。