「UFOの日」 全国から寄せられた目撃情報の報告会 飯野町

「UFOの里」としてまちづくりに取り組む福島市飯野町で全国から寄せられたUFOの目撃情報などの報告会が開かれました。

福島市飯野町は昔から未確認飛行物体の目撃情報が多く寄せられたことから「UFOの里」としてまちづくりに取り組んでいます。

6月24日は76年前にアメリカで初めてUFOが目撃された「UFOの日」とされ、24日は関係者が集まって、各地から寄せられた目撃情報を紹介する報告会が開かれました。

このなかで、町内にある「国際未確認飛行物体研究所」の三上丈晴所長はこの1年間に寄せられた480件余りの画像や動画を独自に分析した結果、「きわめて可能性が高い」と考えられるものが6件あったと報告しました。

このうち、15年前に山形県庄内町で撮影された画像は鳥海山の横に黒い物体が浮いている様子が捉えられ、形状も鳥とは異なるため、UFOと考えられるなどと説明していました。

周辺ではUFOの関連グッズのほか、かたちがUFOに似ているとして町の特産品になっている巨大ニンニク、「エレファントガーリック」を販売する出店も出ていて、多くの人でにぎわっていました。

60代の女性は、「飯野町に住んでいますが、ふだん何もないところなのでこうしたイベントがあるとうれしいです。UFOは町の誇りです」と話していました。