木や竹などを使ってもの作り 白河市で体験教室

木や竹などを使ったもの作りに親しんでもらおうと、福島県白河市でもの作り体験教室が開かれました。

この体験教室は、子どもたちや地域の人にもの作りに関心を持ってもらおうと地元のNPO法人「南湖森林公園案内人の会」が毎年開催しています。

18日は、白河市の憩いの場として知られる南湖公園近くにある施設に市内に住む子どもたちやその保護者などおよそ40人が集まりました。

初めに参加者たちは道具箱、プランター、竹とうろうなどといった見本を見て、自分たちが作りたいものを1つ選びました。

そのあと参加者たちはさっそく作業に取りかかり、スタッフから手ほどきを受けながら、金づちで木にくぎを打ち込んだり電動ドリルを使って竹に穴を開けたりして、30分から1時間ほどかけて作り上げていきました。

参加した小学6年生の女の子は「もの作りが好きで参加しました。自分が思っていたよりもよく出来て楽しかったです」と話していました。

主催した「南湖森林公園案内人の会」の石川静男副理事長は「家族で協力して、積極的に取り組む姿を見られて私たちもうれしくなりました。今後もこういった催しを続けていきたい」と話していました。