物価高騰対策の給付金 一部世帯に振り込まれず いわき

いわき市は物価高騰への対策として所得が低い世帯に支給される給付金が一部の世帯に振り込まれないミスがあったと発表しました。

いわき市によりますと、振り込みのミスがあったのは物価高騰への対策として住民税が非課税などの所得が低い世帯に支給している政府の給付金です。

今年度は1世帯当たり3万円が支給されますが、市が振り込み先のデータの作成を委託している事業者がプログラムの操作を誤り、434世帯が誤った口座番号で登録されていたということです。

支給日の16日、手続きを行った金融機関からの指摘でミスが発覚したということで、これまでに誤った口座に給付金が振り込まれたという情報は寄せられていないということです。

市は支給されなかった世帯に個別に連絡して謝罪したうえで、今月21日以降に振り込むことにしています。

いわき市保健福祉課は「生活が苦しい状況にある方々に迅速に振り込まなければならないところで遅れが発生し申し訳ない。委託業者の指導とともにチェック体制を強化して再発防止に努めます」としています。