青森市で開催の「東北絆まつり」に参加 巨大わらじが出発

17日から青森市で開かれる「東北絆まつり」に参加するため、福島市の「福島わらじまつり」の実行委員会が16日朝、長さ12メートル余りの巨大なわらじをトラックに積み、会場に向けて出発しました。

東北6県の祭りが一堂に集まる「東北絆まつり」は、東日本大震災からの復興を願ってそれぞれの県で持ち回りで開かれことしは、コロナ禍で中止が続いてきた公道でのパレードを4年ぶりに復活し17日から2日間、青森市で開かれます。

福島県からはことしも巨大なわらじを大勢でかついで練り歩く、福島市の夏祭り「福島わらじまつり」が参加し、16日朝、実行委員会のメンバーらが準備作業を行いました。

長さ12メートル余り、幅1.2メートルのわらじは竹の骨組みにわらを編み込んで作ったもので、集まった30人のメンバーが大わらじに人が乗るための板を取り付けたり、雨よけのシートで覆ったりしていました。

そして、全員でわらじを担いで大型トラックの荷台に乗せると青森に向けて出発する様子を見送っていました。

わらじを担ぐメンバーの代表、小賀坂宏友さんは「久しぶりの通常開催でわくわくします。元気よく担いで沿道の皆さんと一緒に盛り上がるような祭りにしたいです」と話していました。