福島県が宅配大手と包括連携協定 地域の安全確保や魅力発信へ

福島県は、全国的な物流ネットワークを持つ宅配大手と連携して、地域の安全・安心確保や魅力発信などに取り組むとして包括連携協定を結びました。

内堀知事は14日、県庁で宅配大手・佐川急便の本村正秀社長とともに調印式に臨み、包括連携協定を結びました。

協定は、地域における安全・安心の確保、地域の魅力発信および風評払しょく・風化防止、環境保全、地域の活性化の4つを柱にしていて、高齢者や子どもの見守り支援や詐欺被害防止、県産品の魅力発信などを掲げていますが、それを物流ネットワークと関連付けてどのように実行していくかは、これから考えるということです。

内堀知事は「専門的な知見やネットワークを借りながら、福島の復興と地方創生の推進を進めていく」と話していました。

本村社長は「期待以上の成果が出せるよう微力ながら邁進していきたい。復興に向けた活動を物流を通じて少しでも手伝いたい」と話していました。