塙町 子どもの居場所となる施設設置へ 学習支援や食事の提供

塙町は子どもたちが放課後に学習支援を受けたり、食事を取ったりできる居場所となる施設を設置することになりました。

塙町が設置するのは、町内の小中学生を対象とする支援施設で、放課後から夜8時までの間、子どもに居場所を提供し、学習支援や食事の提供を行います。

今月24日のオープンを前に、19日は整備された施設がスタッフなどの関係者向けにお披露目されました。

塙町では、町の放課後児童クラブが午後6時までだったことから、夜まで過ごすことができる施設の設置を求める声があったということで、東京に本部がある団体の支援を受けて施設を整備したということです。

施設には、学習スペースや相談室などが備えられ、教員免許や保育士資格などを持ったスタッフが2人常駐します。

利用には町の教育委員会への登録が必要で、子どもひとり一人に応じた支援計画書をもとに成長を見守るということです。

利用料は年間1000円で、希望すれば1食100円で食事もできるということです。

塙町教育委員会の兒玉智昌主査は「学校や家庭以外の場所でも、学習や生活習慣を少しずつ身につけて子どもたちの成長につながればと思います」と話していました。