二本松市の工場火災10時間超燃え続けて鎮火 原因調査へ
10日午後、二本松市の工場で爆発音のあとに建物が炎上するなどして3人がけがをした火災は、10時間以上燃え続け11日午前1時すぎに消し止められました。
警察と消防は関係者から話を聞くなどして火災の原因を調べています。
10日午後3時前、二本松市高平の「東北東海」の工場で「ガス爆発があった」と消防に通報があり、建物などが炎上する火災となりました。
およそ20台の消防車が出て消火にあたりましたが、火は10時間以上燃え続け11日午前1時すぎに消し止められました。
警察と消防によりますと、4人が病院に搬送され、いずれも当時は意識はあったものの、このうちの3人が顔や頭にやけどなどを負う重傷だということです。
現場はJR二本松駅から西に2キロほどのところにあり、二本松市によりますと、この工場は市が誘致して昭和56年から稼働し、現在はおよそ45人が勤務してガスライターやカセットボンベなどの製品を作っているということです。
警察と消防は関係者から話を聞くなどして火災の詳しい原因を調べることにしています。