四季折々の山の魅力伝える写真展 福島

紅葉に彩られたり、雪化粧したりといった四季折々の山の魅力を伝える写真展が福島市で開かれています。

この写真展はアマチュア山岳写真家のグループ「東北山岳写真集団・福島」が毎年開いていて、東北を中心に四季折々の山々を写した作品100点あまりが展示されています。

このうち、福島市の若林健二さんの「秋山」と名付けられた一連の作品は、福島県の吾妻山や、山形県の月山などの山々が紅葉に彩られた風景を写し、東北の秋の魅力を伝えています。

また、川俣町の菅野寛一郎さんの「雲の詩4」は北アルプスの槍ヶ岳からの夕日を写した作品で、沈む太陽と、山の稜線に絡みつく雲との対比が印象的です。

グループの代表を務める菅野さんは「東北の山には広がりと奥行きがあって味わい深いと思います。個性的な力作揃いなので写真を通じて東北の山の魅力を感じてほしい」と話していました。

この写真展は、来月5日まで福島市のコラッセふくしまで開かれています。