県庁で仕事始め 内堀知事“山積する課題に取り組みを”

1月4日は、官公庁や企業の多くで仕事始めです。
このうち福島県庁では、内堀知事が幹部職員を前に訓示し、いまも続く震災と原発事故からの復興など、山積する課題に取り組むよう呼びかけました。

福島県庁では、4日午前9時半から仕事始め式が行われ、幹部職員およそ70人が出席しました。

この中で内堀知事は、「福島の復興と地方創生に向けた課題は今も現在進行形で続いている。さらに急激な人口減少やたび重なる自然災害、そして新型感染症と原油・物価高騰への対応など私たちの目の前には依然として高い壁が立ちはだかっている。この壁を乗り越えて、福島の未来を作り出していくか私たちの真価が問われている」と述べました。

そのうえで、「可能性」と「情熱」を2つのキーワードにあげ、「自分自身の可能性を信じ、情熱をもって挑戦を進化させ、福島の定義を被災の地から希望の地、さらには復興の地へと変えていくため、ことしも挑戦を続けていこう」と呼びかけました。