11月16日「塗装の日」塗装業者が落書きを消す活動 郡山市

11月16日は、語呂合わせで「いいいろ」と読めることから、塗装業者でつくる全国団体が「塗装の日」に定めています。
これにあわせて、郡山市内の有志の塗装業者が道路の施設などの落書きを消すボランティア活動を行いました。

16日朝、郡山市富久山町の公民館に地元で塗装業に従事する有志のおよそ20人が集まり、その後、市内の4か所に分かれて作業を行いました。

このうち日和田町不動坦の市道では、コンクリート製の壁にかかれた落書きを消す作業に取り組み、最初にやすりで、落書きや周囲も含めた表面の汚れを落としました。

そして、ローラーやはけを使ってコンクリートの色に近い白いペンキを塗り重ねていくと、およそ40分ほどで落書きは消え、壁はきれいになりました。

作業を行った塗装職人歴28年の松崎淳さん(47)は、「落書きをかくのはすぐできますが、元に戻すには人数と時間がかかります。落書きする人は一歩踏みとどまって考えてほしい」と話していました。