こども園の給食に“ガラス片” 調理中に混入か 喜多方
喜多方市は、10日、市立のこども園で出された給食にガラス片とみられるものが混入していたと発表しました。
これまでのところ、けがや健康被害の報告はないということですが、市は調理中に混入したものとみて調べています。
喜多方市の発表によりますと、10日正午前、喜多方市立山都こども園で、5歳の2人の園児が、給食で出されたホウレンソウのソテーを食べた際に、異物の混入を訴え、確認したところ、1ミリから3ミリほどの透明で球状のガラス片とみられるものがあわせて3個見つかったということです。
この園児2人にけがはなかったほか、同じ給食を食べた職員と園児32人はほぼ食べて終えていたということですが、今のところけがや健康被害の報告はないということです。
給食は園内の調理室で調理されたもので、使用されたオリーブオイルのガラス製の瓶に口の内側に欠けた部分があったことから、この破片が混入したとみられています。
市は、園児の健康観察を続けるとともに保護者に対して文書による説明や謝罪を行ったということです。