水槽での飼育難しいバショウカジキ展示 アクアマリンふくしま

日本の近海で食物連鎖の頂点に立つとされる大型の魚「バショウカジキ」の展示がいわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」で始まり、小魚を追いかけて食べる力強い野生の姿などが来場者の注目を集めています。

「バショウカジキ」が展示されているのはいわき市の「アクアマリンふくしま」です。

「バショウカジキ」は大きいもので体長が3メートルほどになる大型の魚で、最大で時速100キロものスピードで泳ぐことができ、日本の近海では食物連鎖の頂点に立つとされています。

大型でしかも高速で泳ぐカジキを水槽で飼育するのは非常に難しいとされていますが、水族館は、個体に極力ストレスを与えないよう配慮し、先月末から世界でも例が少ない展示を実現しました。

展示されているのは、新潟県の水産会社の協力を受けて佐渡島の沖合で捕獲した体長1.2メートルの未成魚で、展示を始めた当初は餌を食べずに飼育員を心配させましたが、7日目の3日は大きな背びれを開いて素早く泳ぎ回り、群れて泳ぐイワシを捕まえて食べる様子が見られました。

バショウカジキは、福島沖の生態系を再現する「潮目の海」の水槽で展示されていて、アクアマリンふくしまの岩田雅光飼育展示統括部長は「弱い者と強い者が一緒に泳ぎ、餌となる魚を追いかける姿などから海の生態系の豊かさを感じてほしい」と話しています。