福島県産品の輸出額 過去最高 欧米向けの物流回復

昨年度の福島県産の農畜産物や工芸品などの輸出額は13億7500万円と、過去最高となりました。
新型コロナウイルスで一時停滞していた欧米向けの物流が回復し、日本酒や花などの輸出が大幅に伸びたことが追い風になったとみられています。

福島県によりますと、昨年度の県産農作物や工芸品などの輸出額は、前の年度の1.5倍以上の13億7500万円と過去最高となりました。

項目ごとにみますと、▽アルコール類、▽農畜産物、▽加工食品、▽工芸品の4つの項目すべてで過去最高を更新し、このうち▽日本酒などの清酒やウイスキーなどのリキュール類の「アルコール類」は7億7300万円で、前の年度を77%上回りました。

新型コロナウイルスの影響で停滞していた物流がおととしから回復したことや、県産の日本酒の知名度が向上して日本食レストランでの取り扱いが増えたことが追い風となり、アメリカやフランスを中心に需要が増大しました。

また、▽「農畜産物」は中国向けのツツジやダリアなど花が好調で、前の年度より46%増えて3億3200万円、▽「加工食品」はカナダ向けの水産加工品の輸出が増えたことなどから23%増えて1億円に、また、▽「工芸品」はアメリカ向けを中心に川俣シルクの輸出が増えたことなどから6%増えて、1億6900万円となりました。