福島第一原発1号機 格納容器の堆積物の厚さ測定開始

東京電力は、福島第一原子力発電所1号機の格納容器で確認された「燃料デブリ」の可能性が高い堆積物の厚みなどさらに詳しい情報を調べるため、新たな水中ロボットによる調査を開始したと発表しました。

ことし2月に始まった1号機の格納容器内部調査では、これまで2種類の水中ロボットが投入され、原子炉を支える構造物の周辺で「燃料デブリ」の可能性が高い堆積物が確認されています。

東京電力は、堆積物の厚みなどを調べるため、6日、3種類目の水中ロボットを格納容器内部に投入し、7日午前、調査を開始したと発表しました。

調査は7日から今月9日まで3日間の予定で行われ、水中ロボットから超音波を発信し、堆積物の厚い部分と薄い部分で跳ね返ってくるまでの時間に差が生じることを利用し、厚さを測るということです。

測定は10か所から20か所で行う予定で、得られたデータは、今後投入される4種類目のロボットで行う放射性物質の種類などの分析や、5種類目のロボットで行う少量の堆積物のサンプル採取に活用していくとしています。

「燃料デブリ」の取り出しは福島第一原発の廃炉で最大の難関とされ、東京電力はことし2号機から着手する計画ですが、1号機では、取り出しを始める時期は決まっていません。