景気判断を4か月ぶりに上方修正 日銀福島支店

先月の県内の景気について日銀福島支店は、新型コロナウイルスの影響が和らいでいることから緩やかに持ち直しているなどとして4か月ぶりに景気判断を上方修正しました。

日銀福島支店が発表した先月の金融経済概況によりますと、個人消費は新型コロナの影響が残るものの、大型連休で観光施設の客数が去年に比べて4割増えるなど外食や旅行などのサービス消費で持ち直しの動きが見られるとして前の月の判断を上方修正しました。

企業の生産は、中国・上海のロックダウンやウクライナ情勢などによる物流網の混乱で供給面の制約が見られているとして、前の月の判断を据え置きました。

また、物価については、福島市の消費者物価指数が前の年の同じ月を2.6%上回り、電気やガス、それにガソリンなどの値上げが影響しているとみています。

こうしたことを踏まえて日銀福島支店は全体の景気判断について「新型コロナウイルスの影響が和らいでいることから緩やかに持ち直している」として、去年12月以来、4か月ぶりに判断を上方修正しました。

日銀福島支店の植田リサ支店長は「原材料価格の高騰による物価上昇や円安の影響が個人消費に与える影響を注視していく必要がある」と話しています。