県コロナ対策本部 “子どもに正しいマスク着用徹底”要請へ
福島県は、20日開いたコロナ対策本部会議で、県独自の子どもを中心とした感染拡大防止重点対策について小学校や児童クラブなどで正しいマスクの着用を徹底するなど具体的な要請項目を示しました。
それによりますと幼稚園・保育所・こども園では合同保育が中止できない場合は人数や時間を少なくすること、小学校・児童クラブでは正しくマスクを着用し子ども同士の直接的な接触や遊具などを介する接触が多い活動を避けることを求めています。
また、中学校・高校では部室の利用は短時間で一斉利用を避け、共用の部活用具を使う際は使用の前後に手洗いを徹底すること、部活や大会などでの移動や食事の際は感染対策を徹底するとともに、症状が少しでもあれば休むことを求めています。
県立医科大学の仲村究准教授は、20日の会議で「若い世代の感染が相次いでいてマスク着用緩和の動きがあるが人が集まる場所では基本的な感染対策が引き続き求められる」と述べて、改めてマスクの着用を徹底するよう求めました。