クマの目撃件数が急増 山に入る人などに注意を呼びかけ

県内でことしクマが目撃された件数は、11日までに45件と去年の同じ時期と比べて18件増えていて、福島県はツキノワグマが活発に活動する時期に入っているとして、山に入る人などに注意を呼びかけています。

県警察本部によりますとことし、11日までのクマの目撃件数は45件で、去年の同じ時期と比べて18件、およそ1.6倍に増えていて、およそ9割にあたる40件が先月に入ってからと急増しています。

ことしはこれまでにけが人などは出ていませんが、先月29日には会津若松市の鶴ヶ城公園にクマが出没して一時、騒然となりました。

去年5月には、会津美里町で山菜採りをしていた郡山市の男性がクマに顔面などをかまれ大けがをしています。

登山や山菜採りで山に入る人が増える一方、クマもエサを求めて活発に動き出していて、県は7月いっぱいまで県内全域を対象に「ツキノワグマ出没注意報」を出しています。

県自然保護課は入山する際には複数人で鈴やラジオを携帯したり、拍手をしたりして自分の存在をクマに知らせるとともに、山以外でも、万が一、クマに遭遇した場合は、目をそらさずゆっくり後ずさりしながら距離をとって離れるように注意を呼びかけています。