地震で大きな被害 東北電力原町火力発電所1号機が運転再開

ことし3月の地震で大きな被害を受け運転を停止していた福島県にある東北電力の原町火力発電所の1号機は、復旧作業が終わり、10日夜、およそ2か月ぶりに運転を再開しました。
この地震で停止していた東北電力の火力発電所はすべて復旧し冷房の需要が高まる時期を前に電力供給の安定化が図られた形です。

東北電力の火力発電所は、ことし3月の地震の影響で、仙台市の新仙台火力発電所3号系列の1号機と2号機、それに福島県南相馬市にある原町火力発電所1号機が停止しこのうち、新仙台火力発電所は3月中に復旧し運転を再開しました。

一方、原町火力発電所ではボイラー内部の配管の変形や一部の天井が崩れるなどの大きな被害を受けたため補修に時間を要していて今月8日に作業が終わったことから10日夜9時半前に、およそ2か月ぶりに運転を再開しました。

今回の地震で停止した東北電力の火力発電所はすべて復旧したことになります。

原町火力発電所1号機は東北電力の火力発電所の中では最大規模の発電が可能ですが運転が停止したことも影響しことし3月22日には東北電力の管内で「電力需給ひっ迫警報」が出され節電が呼びかけられました。

運転の再開で冷房の需要が高まる時期を前に電力供給の安定化が図られた形で東北電力は「安全を最優先に発電所の安定的な運転に万全を期したい」とコメントしています。