赤村で五穀豊じょう願う神幸祭 田植えのシーズンを前に

赤村で五穀豊じょう願う神幸祭 田植えのシーズンを前に

田植えのシーズンを前に赤村で、みこしや山車が参道を練り歩く神幸祭が始まり、五穀豊じょうなどを願いました。
赤村の光明八幡神社では江戸時代に始まったとされ、田植えのシーズンを前に五穀豊じょうなどを願う神幸祭が開かれています。
新型コロナウイルスの影響などで中止が続いていたまつりはことし、5年ぶりに開かれ、4日は山車が神社に行ったあと、神様を乗せたみこしと一緒にお旅所まで練り歩く「お下り」が行われました。
山車は屋根が色とりどりの旗で飾られ高さはおよそ20メートルに及びます。
山車には太鼓を鳴らす人や腰に長い布をつけた子どもが乗り、引き手に舞いや音で力の入れ方やリズムなどを伝えているということです。
参加した地元の男性は「5年ぶりなので感動しました。士気が上がりました」と話していました。
まつりの運営にかかわるグループの田口真介さんは「久しぶりで楽しいです。みんなが幸せになることを神様に願いたいと思います」と話していました。
5日はみこしが神社に戻る「お上り」が行われます。