ことしの「福岡マラソン」 障害のある人の優先参加枠が新設へ

福岡市中心部と糸島市を結ぶコースを駆け抜けることしの「福岡マラソン」で障害のある人が抽選なく優先的に参加できる枠が新たに設けられることになりました。
第11回となることしの福岡マラソンは11月10日に開催され、▽福岡市・天神をスタートし、糸島市まで走るフルマラソンといずれも5.2キロを走る▽車いす競技、そして▽楽しみながら走ることを目的とするファンランの3つの種目で行われます。
このうち、フルマラソンとファンランはことしの大会で障害者手帳を持つ人が抽選なく優先的に参加できる枠が新たに設けられることになりました。
また去年の大会では海外からの参加者が受け付け開始から2日間で上限に達したことを踏まえ、フルマラソンの海外からの参加枠を去年より200人多い500人に増やすことになりました。
定員枠は▽フルマラソンが1万2000人▽車いす競技が20人、▽ファンランが2000人となっています。
大会の実行委員会は「誰もが参加しやすい大会を目指しているので、障害のある人や外国人など幅広く参加してもらいたい」とコメントしています。
募集は4月22日から5月22日までインターネットで行われ、定員を超えた場合は抽選となり、6月28日に結果が発表される予定です。