太宰府天満宮 受験生など初詣に 本殿は124年ぶり大改修中

学問の神様として知られる菅原道真をまつる太宰府天満宮では元日の1日、受験生など大勢の人が初詣に訪れました。
太宰府市の太宰府天満宮ではことしの正月三が日は新型コロナの感染対策としての分散参拝の呼びかけはなく、元日の1日は夜明け前から家族連れなど大勢の人が初詣に訪れました。
境内では本殿の124年ぶりの大改修が行われているため、仮殿の前にさい銭を入れる囲いが設けられ、訪れた人たちが手を合わせて家内安全や受験の合格を祈ったり、ことしのえとにちなんで竜が描かれた絵馬に願い事を書いたりしていました。
大野城市の中学3年生の女子生徒は「おみくじは大吉で、『華やかなる運気』と書いています。志望校に合格して、華やかな1年にしたいです。英語が苦手なので頑張りたいです」と話していました。
また、うきは市から家族で訪れた6歳の女の子は「パパが長生きするようにお願いしました」と話し、40代の父親は「みんな健康に笑顔で過ごせたら良いと思います」と話していました。
太宰府天満宮によりますと、ことしの正月三が日はおよそ200万人の参拝者を見込んでいるということです。