学校建設で伐採の山に小学生が卒業記念の植樹 将来は学習机に

添田町では、新しい小中学校を建てるため木を伐採した山の斜面に、地元の小学6年生が卒業記念の植樹をしました。
卒業記念の植樹をしたのは、添田小学校の6年生、36人です。
添田町では、再来年度=令和7年度に開校予定の小中学校を建てるため、資材となる山の木々が伐採されていて、児童たちはグループに分かれてこの山の斜面まで登りました。
そして、シャベルやくわを使って深さ40センチほどの穴を掘り、「センダン」の苗木をまっすぐに立てて埋め戻しました。
合わせて100本の苗木が植えられ、女子児童は、「初めての植樹で土を掘るのが大変でしたが、楽しかったです。大きく丈夫な木に育ってもらいたい」と話し、男子児童は、「達成感があって、とてもうれしかったです」と話していました。
植樹したセンダンは20年から30年で伐採できるほどの大きさに育つということで、町は学習机に加工するなど、次世代の子どもたちのために役立てたいとしています。