「博多祇園山笠」の「飾り山笠」の準備作業が大詰め迎える

博多伝統の夏祭り「博多祇園山笠」があさって始まります。
これを前に、商店街などに展示されるけんらん豪華な「飾り山笠」の準備作業が大詰めを迎えています。
「博多祇園山笠」では、来月1日から15日までの祭りの期間中、勇ましい武士の人形などを飾りつけた高さ10メートル前後の「飾り山笠」が福岡市内の商店街など14か所に展示されます。
このうち、八番山笠「上川端通」の「飾り山笠」の準備作業が大詰めを迎えていて、きょうから人形などの飾りつけが始まりました。
ことしのテーマは、表が「源頼政鵺退治誉」、後ろ側の「見送り」が「出雲之阿国」で、歴史上の勇猛な武将が妖怪を退治したという伝説などにもとづいて、新型コロナなど疫病退散の願いを込めています。
人形を手がけた博多人形師の田中勇さんは「コロナ禍なので、疫病退散やお祓いの意味を込めて作りました」と話していました。
この飾り山笠は、祭りのクライマックスとなる「追い山」にも参加して博多の街を走り抜けることから「走る飾り山笠」として知られています。
「上川端通」の総務、平田政廣(82)さんは「3年ぶりの『走る飾り山笠』としての役目があるので、一致団結してのぞみたい」と話しました。