運転免許試験20の外国語対応に 外国人受け入れ拡大受けて

外国人労働者の受け入れが拡大していることなどを受けて、県警察本部は、県内で実施される自動車の運転免許の学科試験を、あわせて20の外国語でも受験できる運用を7月から始めました。

県内では、普通自動車の運転に必要な第1種免許の学科試験は、これまで英語と中国語、それにポルトガル語の3つの外国語でのみ、その言語での試験を受けることができました。
しかし、全国的に運転手不足が深刻化する中、政府が人手不足の分野で外国人労働者を受け入れる「特定技能」に自動車運送業の追加を決めたことも踏まえ、県警察本部は7月からタイ語やミャンマー語などを加えて、あわせて20の外国語でも受験できる運用を始めました。
また、バスやタクシーなどの運転に必要な第2種免許についても、同じ数の外国語に対応するということです。
外国語での試験は、日本語での試験と同じく▽坂井市春江町の県運転者教育センターでは月曜日から金曜日まで、▽嶺南・丹南・奥越にある運転者教育センターでは木曜日をのぞく平日に受けることができます。