勝山市 小学校で「縄文運動会」

子どもたちが縄文時代の人たちにふんして、当時の狩りや漁をイメージした競技に挑む「縄文運動会」が、18日に福井県勝山市の小学校で行われました。

福井県勝山市の三室小学校では、近くにある遺跡から縄文土器が出土していることにちなんで「縄文運動会」が行われ、全校児童32人が参加しました。
児童たちは、縄文時代の衣装に見立てた布を身につけ、3つのチームに分かれて、当時の暮らしぶりをイメージして考案した競技に挑みました。
このうち「さして協力して積み上げろ」と名付けた競技は、動物の狩りから考案したということで、穴のあいた段ボールに棒をさし込んで持ち上げ、制限時間内に積み上げた数を競いました。
また「船に乗って魚をつかまえろ」という競技は、2人1組で交代しながら発泡スチロールで作った魚をはやくすくい上げたチームが勝ちとなります。
児童たちは、慣れない競技に苦戦しながらも保護者の声援を受けながら一生懸命に取り組んでいました。
小学6年の女子児童は「みんなで協力して、狩りをするところが楽しかったです。縄文時代の暮らしを想像しながら臨めたと思います」と話していました。