パリ五輪フェンシング見延和靖選手 地元越前市で壮行会

7月開幕するパリオリンピックのフェンシング日本代表に内定している、越前市出身の見延和靖選手の壮行会が、16日、地元で開かれ、「もう一度地元で金メダルを報告できるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。

フェンシング男子エペの見延選手は、前回の東京オリンピック団体で、日本フェンシング界初の金メダル獲得に貢献した36歳のベテランで、7月開幕するパリ大会も代表に内定しています。
16日は、越前市役所で壮行会が開かれ、山田市長や地元のフェンシングクラブに所属する子どもたちから、応援メッセージが書かれた国旗を受け取るなど、激励を受けました。
これに対し見延選手は、「今回で3回目のオリンピックになるが、観客がいる中でもう一度金メダルを取りたいという思いでここまでやってきた。地元へいい報告ができるように頑張りたい」と意気込みを語りました。
壮行会に参加した小学6年生の男子児童は「12年間も活躍し続けていてとてもかっこいいと思いました。オリンピックで圧勝する姿が見たいです」と話していました。
壮行会のあと見延選手は「タイトな日程でしたが、地元であたたかい応援をいただき帰ってきて本当によかったと感じました。今の日本はとても強いので、応援してほしいです」とと話していました。
パリオリンピックは、7月26日に開幕し、見延選手が出場する男子エペは、28日から競技が始まります。