勝山市で小学生が「ふき」を収穫 学校の周辺に自生

勝山市の山あいにある小学校の児童たちが、学校の周辺に自生しているふきを収穫しました。

勝山市の平泉寺小学校では、毎年この時期に体験学習の一環で学校の周辺などに自生するふきの収穫を行っています。
14日は全校児童38人が3つのグループに分かれて収穫作業を行いました。
このうち、1年生と2年生の9人は、学校から500メートルほど離れた道路脇の土手で、自生しているふきを収穫しました。
子どもたちは、長さ30センチから40センチほどに育ったふきを見つけると、根元からはさみで切り取り、葉を落として腰に下げたかごに次々と入れていきました。
ふきの収穫をした小学2年生の男子児童は、「長いふきがたくさん採れたので楽しいです。800グラム採るのが目標なので、もっといっぱい採りたいです」と話していました。
子どもたちが収穫したふきは、学校に持ち帰り、長さをそろえたり束ねたりしたうえで15日、地元の朝市で6年生の児童が販売する予定で、売り上げは、児童会の活動費などにあてられるということです。