温室効果ガス排出量半減へ20代以下EV購入補助金引き上げ 

県は、2030年度までに、温室効果ガスの排出量を半減させることを目指し、20代以下の県民が電気自動車を購入する際の補助金を最大で40万円まで引き上げました。

県は、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を2030年度までに、2013年度と比較して49%減らすことを目指していて、去年から、県民が電気自動車を購入した場合、10万円を補助しています。
補助を受けた人のうち、20代以下が全体の5%程度にとどまっているため、県は4月から、20代以下を対象に、補助金の額を引き上げました。
具体的には、国が補助する金額に上乗せして、普通車は40万円、軽自動車は25万円がそれぞれ一律で補助されます。
補助を受けるには、国の補助制度を利用していることが条件で、申請は、今年度いっぱい予算額の上限に達するまで受け付けるということです。
県エネルギー課は「若い人が、初めて乗る車として電気自動車を選ぶきっかけを作り、その後も乗り続けていただくことで県内の脱炭素化につなげたい」と話しています。