県営施設 ネーミングライツは繊維メーカーに

県が、新たな財源を確保しようと、県営の体育館と球場に愛称をつける権利「ネーミングライツ」のスポンサーを募集したところ、福井市の繊維メーカーが、両方の施設の命名権を取得し、愛称が決まりました。

県はことし3月、新たな財源を確保するため、福井市福町の「福井運動公園」の中にある県営体育館と県営球場の2つの施設について企業が対価を支払って社名や商品・ブランド名などをつける権利「ネーミングライツ」のスポンサーを初めて募集しました。
県内にある企業2社が応募し、審査の結果、両方の施設の命名権を福井市にある繊維メーカーが取得することが決まりました。
愛称は、県営体育館が「セーレン・ドリームアリーナ」県営球場が「セーレン・ドリームスタジアム」となります。
県には、命名権料として合わせて年間1100万円が5年にわたって支払われる契約になっていて、収益はスポーツ振興などに活用するということです。
県は「愛称が決まったことで、県有施設がより多く活用され、いっそう県民に愛されることを期待したい」と話しています。