県立の博物館や美術館 英語と中国語の音声ガイダンス導入

県立の4つの博物館や美術館で、展示品を英語と中国語で解説する音声ガイダンスが新たに導入されました。

この音声ガイダンスは、来館者が展示室の入り口付近にあるQRコードを自分のスマートフォンやタブレット端末で読み込むと、英語と中国語で解説を聞ける仕組みです。
県立歴史博物館県立美術館県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館それに県立若狭歴史博物館の4つの施設でことし3月から順次、導入が進められています。
4月末に導入した福井市の県立歴史博物館では、外国人観光客が理解しやすいように展示に関連する歴史的な背景なども盛り込んで解説しています。
また、これにあわせて、海外のスマートフォンでも使える無料のWi−Fiも整備しました。
県内では、県立恐竜博物館がすでに外国語の音声ガイダンスを導入していて、今回の4つの施設でも外国人観光客の取り込みにつながるか期待されます。
県文化課の橋本紘希主査は「新幹線がつながりインバウンドの人が福井に来ると思うので、福井の豊かな歴史や文化に触れてもらう機会になれば」と話していました。