福井市立図書館がリニューアルオープン 72万冊まで収蔵可能

老朽化に伴い、改修工事が進められていた福井市の市立図書館が、5月1日にリニューアルオープンしました。

福井市文京にある市立図書館は、建設から50年近くたち老朽化が進んでいたため、1年半前から約21億円かけて改修工事を行っていました。
1日にリニューアルオープンし、記念の式典が開かれ、市の関係者がテープカットを行って祝いました。
新しい図書館は、本棚の一部に県産材が使われていて、温かみのある雰囲気になっています。
これまでは収蔵できる本は46万冊でしたがスペースを拡張し、72万冊まで収蔵できるようになりました。
さらに1階には、テラス席が設けられ、晴れた日には屋外で読書を楽しめます。
また、だれでも利用できる会議室やキッチンスペースがある「地域交流センター」も併設されました。
福井市立図書館の笹野直輝さんは「棚の間の通路を広くするなど、誰でも使いやすい図書館になるように工夫しました。今まで利用したことがない人もぜひ来てほしいです」と話していました。
福井市立図書館は休館日の祝日や月曜日を除き、平日は午前10時から午後7時まで、土日は午前10時から午後6時まで利用できます。