勝山市の山あいの畑で春の山菜「ウド」の収穫始まる

勝山市の山あいにある畑では、28日から春の山菜、「ウド」の収穫が始まりました。

勝山市荒土町細野の4アールほどの畑では、地元のまちづくり団体が、休耕田を利用して、春の山菜であるウドを栽培しています。
28日は、メンバー14人が畑に集まり、30センチほどに育ったウドを1本ずつ根元まで掘り出して丁寧に収穫して行きました。
ウドは、ほろ苦い味が特徴の山菜ですが、この畑では、もみ殻をかぶせて、光が当たらないようにすることで茎が白く、苦みが少なくなるということで、天ぷらやきんぴらのほか、サラダにしてもおいしいということです。
まちづくり団体の皿澤吉朗会長は「ことしは天候がよく順調に成長しています。ウドは茎から葉まですべて楽しめるので、一度食べていただけたらと思います」と話していました。
ウドの収穫は、5月中旬ごろまで行われ、勝山市の道の駅などに出荷されるということです。