越前市 コウノトリの2組のペアからヒナかえる

越前市でコウノトリの2組のペアが温めていた卵からヒナがかえったことが確認されました。
越前市でコウノトリのヒナがかえるのは6年連続です。

越前市によりますと、安養寺町と下中津原町にある人工の塔の上ではコウノトリのペアが巣を作り、3月5日からそれぞれ卵を温める様子が確認されていました。
その後、4月16日にそれぞれのペアの巣でヒナがかえったことが映像で確認できたということです。
越前市で野外のコウノトリのヒナがかえるのは6年連続です。
2組のペアからヒナが何羽かえったかはまだ、はっきりしていないということで、市はほかのペアの状況も含めて観察を続けることにしています。
越前市は、親鳥とヒナを驚かせないよう撮影や観察をする際は巣から150メートル以上離れることや、コウノトリにエサを与えないこと、それに私有地への立ち入りや路上駐車を控えるよう呼びかけています。
県内では、ことしに入ってから鯖江市と小浜市でもコウノトリのヒナのふ化が確認されています。