北陸電力の電気料金 主要プランで引き上げへ

北陸電力の主要なプランの電気料金は、再生可能エネルギーの普及のために上乗せされている料金が引き上げられる影響で、5月の請求分からは4月よりも457円高くなり、2か月ぶりに値上がりします。

北陸電力の来月請求分の電気料金は、一般家庭の約45%が契約している規制料金の主なプランで、平均的な家庭の場合6988円と、4月と比べて457円高くなります。
これは、太陽光発電など再生可能エネルギーを普及させるために設けられている「再エネ賦課金」が、1キロワットアワーあたり3円49銭、上乗せされることなどが要因です。
また、美浜町より西のエリアで供給を行う関西電力の5月請求分の電気料金は、主なプランで平均的な家庭の場合、6754円と、4月と比べると543円高くなります。
電気料金をめぐっては、燃料価格の高騰が落ち着いてきたことから、国は物価高騰対策として続けてきた負担軽減措置を、5月請求分でいったん終了すると発表していて、料金のさらなる高騰が懸念されます。