産後まもない母親に食事と入浴 育児相談も 若狭町

産後まもない母親に、助産師や保育士に赤ちゃんを預けて食事や入浴を楽しんでもらいながら、育児の相談をしてもらう取り組みが、若狭町で始まりました。

この取り組みは、若狭町が、母親の産後ケアに力を入れようと、4月から始めたもので、生後4か月までの赤ちゃんがいる母親が対象です。
16日は2組の親子が町内にある民宿を訪れ、はじめに、助産師や保育士に育児について質問し、アドバイスをもらっていました。
そのあと、赤ちゃんをみてもらい、母親だけでゆっくりと食事や入浴を楽しんでいました。
このほか、個室も用意されていて、睡眠をとることもできるということです。
参加した母親は「普段は子ども優先になることが多いので自分だけの時間を取れるのはありがたいです。とてもいい日になりました」と話していました。
この取り組みは、来年3月まで毎月3回実施する予定で、1人2回まで500円で利用できるということです。
利用状況をみてその後も、継続するかどうか検討するとしています。