県立恐竜博物館 昨年度の入館者数8か月余で84万人超え

福井県勝山市にある福井県立恐竜博物館の昨年度の入館者数は、リニューアルオープン以降の8か月あまりで84万人を超たことがわかりました。

県立恐竜博物館によりますと、昨年度の入館者数は84万6433人と、前の年度と比べて24万人あまり増加しました。
いずれの年度も3か月ほど休館していましたが、リニューアル効果もあってコロナ禍前の平成30年の同じ期間と比べても14.2%増加しました。
これについて恐竜博物館は、リニューアルオープンによって入館者が安定して推移したことや、わずかな期間ながらも北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業で関東甲信越からの入館者が増えたことが要因だとみています。
また、予約データから入館者を地域別に分析したところ最も多かったのは愛知県で13.8%、次いで大阪府、福井県と続き、4位の東京都は7.5%と、0.5ポイント増えたということです。
福井県立恐竜博物館の谷川由美子館長は「北陸新幹線の県内開業で注目度が高まる中、首都圏や北関東など新幹線の沿線地域からより多くのお客さまにお越しいただけるよう、各方面への宣伝広報活動の強化を図りたい」とコメントしています。