早くも来春に向け「ラン活」ランドセル商戦 いまの人気は

県内では小学校の入学式が終わったばかりですが、早くも来年の春に向けランドセルを買い求めようという「ラン活」と呼ばれる商戦が始まっています。

子ども向けのランドセルは、メーカーの受注や予約が年々早まっている影響を受けて、県内ではここ数年、大型連休中に買い求めようという人たちが相次いでいます。
少子化が進む中、子どもたちのためにより機能性が高く、デザインに特化したランドセルを求める「ラン活」と呼ばれる商戦が熱を帯びる中、福井市にあるランドセルの専門店では、すでに来年の春に向けた商品の予約が200件近く、寄せられているということです。
この店によりますと、教育現場でもデジタル化が進み、教科書に加えてタブレット端末を持ち運ぶ機会が増えたことから、軽くて大きいサイズが、人気を集めているほか、ランドセルを背負う子どもの負担を減らそうと、可動式のベルトや背中のクッションの質を高めた商品も増えたということです。
ランドセル専門店の大島美咲さんは「ランドセルは、子どもが小学校生活の6年間をともにするものなので、ご家族と一緒に納得のいくものを選んでほしい」と話していました。