福井フェニックスまつり 北陸新幹線効果いかす方針

福井市の恒例の夏祭り「福井フェニックスまつり」の実行委員会が28日開かれ、3月開業した北陸新幹線を町なかのにぎわいづくりに生かすため、観光客も気軽に参加できるイベントの開催を検討する方針などを確認しました。

「福井フェニックスまつり」は空襲や地震で深刻な被害を受けた福井市の復興を記念してコロナ禍などを除いて開かれている恒例の夏祭りです。
28日は、福井市で市の担当者や商工関係者など約30人が出席してまつりの実行委員会が開かれ、ことしの開催期間について、8月23日から3日間の日程で開催することが報告されました。
また、初日の8月23日には足羽川の河川敷で恒例の打ち上げ花火が行われるほか、最終日の25日には、市の中心部で大規模なよさこい踊りを予定していることも報告されました。
さらに、3月開業した北陸新幹線を町なかのにぎわいづくりに生かすため、ことしは福井駅周辺にポスターを掲示してまつりを周知したうえで、観光客が気軽に参加できるイベントの開催を検討することなども確認しました。
福井市商工振興課の大黒隆伸課長補佐は「北陸新幹線が開業し、福井に注目が集まっている。市民だけでなく、観光客も楽しめるお祭りにしたい」と話していました。