障害者アートを採り入れた商品の展示会 福井市

デザインに障害者アートを採り入れた商品の展示会が25日から福井市で始まりました。

この展示会は、障害のある人たちの社会参加の取り組みを知ってもらおうと県が企画したもので、県庁のホールには、福祉事業所などで働く障害者が考案したデザインをもとに商品化が決まった試作品などが展示されています。
このうち、トートバックは、赤、白、紺の3色あり、恐竜が描かれたかわいらしい絵がワンポイントであしらわれています。
また、作業着にも障害者アートを採り入れようと、5つの色で描かれたクマの模様のモンペなどユニークな商品も並んでいます。
試作品は今後、県内各地にある福祉事業所やイベントなどで販売されるということです。
県障がい福祉課の布川友美総括主任は「障害者アートを通じて、障害のある人への理解や事業所の活動に関心をもつきっかけになればと思います」と話していました。
県庁での展示会は3月29日までで、4月からは福井市の県立図書館でも開かれます。