勝山市 福祉避難所で「おろしそば」ふるまう

能登半島地震で被災し、勝山市の福祉避難所で暮らす石川県輪島市のお年寄りたちを元気づけようと、地元のそば打ち同好会のメンバーが、「おろしそば」をふるまいました。

勝山市では、能登半島地震で被災した石川県輪島市から10人のお年寄りを市内にある福祉避難所で受け入れています。
20日は地元のそば打ち同好会のメンバー7人が福祉避難所を訪れ、避難生活が続くお年寄りたちを元気づけようと「おろしそば」をふるまいました。
同好会のメンバーは、地元産のそば粉を使った手打ちそばを避難所の厨房で湯がいたあと皿に盛っていきました。
20日の勝山市は、冷え込んだことから温かい「だし」をかけてふるまっていました。
お年寄りたちは「おいしいですね」と感想を話しながら食べていて、中にはおかわりをする人もいました。
そばを食べたお年寄りの1人は「冷たいおろしそばは食べましたが、温かいものは初めてで、とてもおいしかったです」と話していました。
そば打ち同好会の斎藤紀一さんは「皆さんから『おいしい』と言っていただけて作ったかいがありました」と話していました。