福井市 カフェやアクティビティの施設 足羽川周辺に完成

福井市の中心部ににぎわいをつくろうと、カフェやアクティビティーを楽しめる施設が足羽川周辺に完成し、オープニングセレモニーが開かれました。

この施設は福井市の第3セクター「まちづくり福井」が足羽川の幸橋周辺で整備を進めてきたもので、多くの人が立ち寄ることと、足羽川の「リバー」にかけて「ヨリバ」と名づけられました。
19日は、オープニングセレモニーが行われ、福井市の西行市長らがテープカットをして完成を祝いました。
延べ床面積165平方メートルの建物にはカフェが設置され、飲食のほか、地元の食材を使ったおにぎりやみそなどを買い求めることができます。
また、シェアサイクルが3台設置されたり、ジョギングを行う人たち向けに更衣室も設けらたりして気軽に立ち寄ることができます。
さらに、夏場にはインストラクターの指導を受けながら足羽川で水上自転車や「SUP」と呼ばれるアクティビティーも楽しむことができるということです。
「ヨリバ」を整備した「まちづくり福井」の松尾大輔社長は「まずは地元の人に気軽に利用してもらって広く情報を発信してもらいたい。今後は北陸新幹線で県外から訪れる人にも立ち寄ってもらえる施設にしたい」と話しています。