北陸新幹線開業へ「ブルーインパルス」が県内上空で事前飛行

北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業を16日に控える中、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が県内の上空で事前飛行を行いました。

航空自衛隊の「ブルーインパルス」は16日、北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業を記念し、停車駅となる県内の4つの駅の上空で祝賀飛行を行う予定です。
15日、事前飛行が行われ、福井市の上空では6機の機体が白いスモークを出して6つの輪を重ねたさくらの花を描いたり、華麗な動きを見せたりする様子が見られました。
福井市の足羽川沿いには、事前飛行を見ようと多くの人が集まり、機体が上空を通ると大きな歓声を上げたり、写真を撮ったりしていました。
福井市の70代の女性は「初めて見ましたが、迫力があってとても感激しました。あすの新幹線開業が楽しみになりました」と話していました。
「ブルーインパルス」の祝賀飛行は、16日午後0時38分ごろから、それぞれの新幹線の駅の上空で行われ、このうち、福井駅の上空では午後0時55分ごろからおよそ15分間、演目飛行が披露される予定です。
県は、足羽川にかかる幸橋周辺の河川敷での観覧を勧めていますが、混雑が予想されるため、周辺の道路や店舗の駐車場に車を止めることはせず、公共交通機関を利用するよう呼びかけています。