北陸新幹線 JR福井駅の新商業施設がプレオープン

16日開業する北陸新幹線のJR福井駅に新しくオープンする商業施設が、14日プレオープンし、多くの人でにぎわいました。

福井駅の新しい商業施設「くるふ福井駅」は、新幹線の県内開業に合わせてJR西日本のグループ会社が整備を進めていたもので、売り場面積は、以前の施設の1.4倍となる3700平方メートルで、43の店舗が並んでいます。
「恐竜王国・福井」ならではのお菓子や、越前がにの身と、うにを組み合わせた高級食材を販売する店舗などがあり、地元の日本酒の飲み比べが出来るコーナーも用意されています。
また、ご当地グルメの越前そばやソースカツ丼を提供する飲食店もあります。
営業時間は、土産物店は午後8時まで、飲食店は午後9時までと、以前の施設より1時間ほど長くなり、新幹線で来た観光客が福井での滞在を長く楽しむことができるようになっています。
施設を訪れた人は「以前よりきれいになって、来るのが楽しみになりました。たくさんの観光客に来てもらって、福井の食材などを楽しんでほしいですね」などと話していました。
施設を整備した「金沢ターミナル開発」の山越健司社長は「新幹線を利用する人だけでなく、地域の皆さんにも利用してもらえるような施設にしていきたい」と話していました。